2011年度グッドデザイン賞を受賞し、発売前からハイスペック防水として注目をされていた富士通の『ARROWS X LTE』が12月17日に発売されました。発売直後から予約殺到により、現在も入荷未定を掲げる店舗が多くみられるこの機種ですが、この機種を使ってみてわかったことを今回ご紹介いたします。
この機種がここまで人気が出ている理由の一つとして、機能全部盛りってところでしょうか。「ワンセグ、赤外線、おサイフケータイ、防水」など、欲しい機能がすべて搭載されています。尚且つ、カメラも約1310万画素とLTEシリーズの中でもかなりの高画質です。スマートフォンとしての処理速度にも気を遣い、1.2GHzデュアルコアCPUを搭載しています。但し、ほかのLTEモデルの中には1.5GHzデュアルコアCPUを搭載しているものもあるのでそれに比べると、やはり遅く感じるところもありそうです。
実際に使ってみたところの感想。
・動作・アプリについて
動作に関しては、少しモッサリした感じがあるが、色々とアプリを起動していてもその動作に変化があまり見られないことから、仕様による問題であろう。
ただ、これから使っていく人が増えていけばわかってくる事だと思うが、なぜかこの機種だと起動しない、強制終了をかけられるアプリが時々見られます。
・バッテリーについて
LTEモデルのスマートフォンはFOMAスマートフォンと比べ消費電力が激しいため、電池容量の大容量さが求められるところ。ほかのLTEモデルでは、1800mAhの機種もあるのに対し、こちらの機種では、1400mAhしかありません。その為、電池の持ちの悪さを気にされる方が多いですが、私が使っている限りでは、さほど気にすることはなさそうです。以前まで、Xperia acroを使用しておりましたが、少し悪いかな?といったところ。こまめに、タスクの管理をしていれば問題は無さそうです。
バッテリー消費が気になっても、「スマートフォンプライスキャンペーン」にてXi対応スマートフォンを購入された方に無料でついてくる(プレゼント実施期間:2011年10月19日~2012年1月31日)「ポケットチャージャー 01」を持ち歩くのも良いかもしれません。こちらのポケットチャージャーは、電池容量が2500mAhと大容量ですのでバッテリーの心配はほとんど必要なくなります。
・カメラについて
カメラ画質についてですが、1310万画素という高画質なものがついていますので、解像度についてはバッチリだと思います。私は、まだこちらの機種では、あまり写真を撮っていないのですが、気になった点といえば、暗い所に弱い気がします。また、フォーカスを合わすのが遅いです。特に、薄暗いところでピントがズレないように撮影するのは苦手なようです。フラッシュがついているので、そちらで補うことはできます。明るい場所では、問題なく使えそうですね。充電台を利用すると、急速充電が可能です。これを利用すると、かなり高速で充電でき、朝充電し忘れていた状態のままでも出かけるまでの30分程度でかなり充電できるのは魅力的です。
・ワンセグの感度について
スマートフォンをすでに持たれている方はお気づきかと思いますが、スマートフォンでのワンセグの感度が非常に悪い。という声が最近聞こえてくるようになりました。こちらの機種の場合、長めのアンテナが搭載されており、これまでのスマートフォンに比べて受信感度はかなり良くなったほうだと思います。屋外ですと、アンテナを出さなくてもワンセグが受信できる場合もあります。
・便利なポイント
ホームボタン長押しにより、最近使用したアプリケーション一覧の下に、タスクマネージャのボタンが搭載されており、そこから、アプリを個別もしくは一括で終了することができるので非常に便利。
・不具合?
不具合ではなく、欠点になるかと思いますが、今回のこの機種には充電台がついてきます。ただ、充電台に乗せても充電ができないという声をよく聞きます。これは、この機種に限らず富士通から発売された「REGZA Phone T-01D」でも同様の現象が発生しております。原因と致しましては、今回この機種についてくる充電台は、カバーをつけたままでも充電できるのがポイントになっておりますが、このカバーを配慮した為に、本体より大きめの充電台になっています。本体の裏側を見るとわかりますが、充電台と接触する部分は、本体下側の小さな金色の部分です。ここに充電台から出てくる針が当たらないと充電できません。その為、解決方法と致しましては、充電台の真ん中に的確に本体を差し込むことです。しっかり針と本体が接触していれば充電は開始されます。
筆者も毎日、充電台には苦労致しますが、防水仕様ですので上部のmicroUSBポートから充電すると、どうしてもパッキンが緩くなるのが不安で充電台を使うしかありません。この点については、カバーを取り外すことなく充電できるというメリットを生かしたまま、富士通さんのほうで解決策を見出してほしいものです。
【2012/01/16 PM15:10追記】
・明確な不具合が発生
どうやら私だけではなく一部のユーザーにも現れている現象を一つ紹介しよう。この現象は、実はこの記事を書く前に1度経験していたが、その時はあまり気にしていなかったため記事には書いていなかったが、この記事を書いた後に明確に現れた現象でしたので追記したいと思います。
バッテリー消耗により電源が落ちた後、充電台にスマートフォンを乗せて充電を数分してから充電台に乗せたまま電源を入れると、docomoのロゴが表示される画面まで起動はするがその後、画面が真っ黒になり、そのままにしているとまたdocomoのロゴ画面が現れる永久ループ状態になってしまうようだ。充電台から本体を取り外して、バッテリーを外してから電源を入れなおすと起動はするみたいだが、一度バッテリーパックを外さないと状況は改善されない場合がある。私の場合は、この記事を書いてから実験的に充電を放出したのち、同じ条件下で3度同様の事例が発生しました。但し、充電は通常通り行えているようです。
【追記ここまで】
<関連サイト>
・NTTドコモ ホーム
・docomo NEXT series ARROWS X LTE F-05D │ NTTドコモ
・docomo with series REGZA Phone T-01D │ NTTドコモ
・ポケットチャージャー 01 │ NTTドコモ

